雪害は火災保険で
災害レベルの福井の積雪
雪かきで体も痛いし、あきらめの気持ちも出てくるしで、なんともやるせない
ただ、救いなのが、子ども達が雪かきの戦力になっていること
帰省中の長男(大2) 部活なしになった次男(高1) まだまだ雪でテンションが上がる長女(小6)の三人に完全に助けられています
会話しながら、盛り上がりながらの雪かきは楽しさも感じます
この一点だけは良いところ(笑)
さて、この積雪は災害レベルですから、本当に被害が出る可能性があります
自宅の家屋にです
メジャーなところで雨どい、今は状況の確認はできませんが屋根瓦、あとは外壁も痛む可能性があります
損害保険(傷害保険も)の対象となる事故は、急激、偶然、外来がポイントです
じわじわと、故意に、という場合は当然対象外です
家屋でいうと、経年劣化は対象外。
もし現状で被害が目視できるのであれば写真を撮っておいてください。そして、急がなくてもいいので保険代理店の担当者に連絡を入れてください。事故日と写真があればスムーズです。今回だと令和3年1月10日○時頃に雨どい破損、というようになります
雪の被害も火災保険で対応できますよというと、「えっ、そうなの?」とあまり知られていないのかもと思う時があります。契約の時に説明は聞いてるはずですし、説明してないと担当者がマズい立場に(笑)
その雪の損害も必ず保険で対応できるかというと、じつは対応できない場合もあります
そもそも雪災の補償をつけておかないといけませんし(オプション設定の場合が多い)、免責といって、保険会社が支払わなくてよい金額を設定している場合もあります。これは保険料を下げたいときに調整として使う場合があります。免責5万円としてある場合は、契約者であるお客様が5万円は負担しますということ。免責額以上は保険で対応できます。
もうひとつあるのが、フランチャイズ方式というもの。これは20万円以上の損害の場合は全額補償しますというもの。つまり18万円の損害は保険金は支払われず、21万円の損害だと21万全額補償されるというもの
火災保険の証券を確認してみてください。対象になる場合は写真など状況の説明ができるようにしておくと手続きがスムーズになると思います。
雪について補償されていない場合は、残念ですが今回の雪災害は補償されません。今回をきっかけに補償内容を見直した方がいいかもしれませんね
保険の話から少々変わりますが、これだけの雪が降ると春になったら建築屋さん、工務店さんも忙しくなります。保険の対象かどうかは関係なく修繕するお宅が増えますので。台風後、積雪後はなかなか順番が回ってこない可能性がありますので、その覚悟も必要かもしれません・・・