安いときはいっぱい買う、高いときは少し買う
投資の理想は、安いときに買って高いときに売る、です
ただ、これができない。難しい。
資産運用の手法として、「ドルコスト平均法」があります。
毎月2万円とか5万円とか金額はご家庭によると思いますが、定額で投資信託を買っていくことです
例えば毎月5万円で投資信託を買うと決める
基準価額が1万円のときは5口
基準価額が5千円のときは10口
基準価額が2万円のときは2.5口
というように毎月買っていくことです
高くなっても、安くなっても定額で買い続けます
この3カ月で考えると、15万円の投資で17.5口を購入したとなります
平均購入単価は、1口あたり8571円となります
対して、毎月5口買うと決めた場合は、
1カ月目5万円、2カ月目2万5千円、3カ月目10万円の投資となります
17万5千円の投資で15口を購入となり、平均購入単価は、1口あたり11667円となります
定量(口数を決める)より定額(金額を決める)方が効果は高いです
それでは、ドルコスト平均法は勝率100%かというとそれは違います、損する場合もあります
それは、その投資信託がずっと値下がりする場合です。口数は多く購入できますが、値下がりしていれば損が出ます。
逆に、ドルコスト平均法の効果をしっかり発揮できる投資信託のパターンがあります
それは上がったり下がったりの値動きが大きいものです。
ドルコスト平均法は、長期で積み立て運用する場合に向いています
短期で利益を出す方法ではありません。